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採取した病理検体(手術、検査を行った病院で保存されている検体)を病理部門で薄切して提出用スライドを作製します。病理検体が当院にある場合はすぐに検体を発送することができますが、他院にある場合は、取り寄せることになるので時間がかかります。NCCオンコパネルやF1リキッドでの検査の場合は採血を行い、病理検体と一緒に検査会社に提出します。保険適用の検査の場合、入院中ですと検査依頼ができませんのでご注意ください。
検体提出後、検体の不良で解析不能という連絡が検査会社から来ることがあります。その場合、手術や生検などで病理検体を再度、採取する場合があります。また採取が困難な場合には検査が中止になることがあります。このようなことがなければ、検体提出から約2、3週間で検査結果が出ます。
検体提出後、3~4週間で解析結果(C-CATレポート)が当院に戻ってきます。この解析結果をもとに、当院が連携しているがんゲノム医療中核拠点病院(岡山大学病院)で、がん薬物療法、臨床遺伝学、病理学、治験、遺伝カウンセリング、看護などの専門家が集まるエキスパートパネルが開催され、治療方針を検討します。
がん遺伝子パネル検査の結果を患者さんとご家族に説明いたします。治験や臨床研究などの治療に結びつく可能性は10%程度と言われています。また遺伝性腫瘍であることが疑われたり、判明することが3%程度あります。
保険適用の検査の場合、結果説明時に料金(2回目)が発生します。入院中の場合、退院後に外来で説明となります。自宅療養中の場合は、家族が代理で説明を受けることができます。