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2024年5月から呼吸器外科スタッフは、伊賀医師から林医師に変更となりましたが、本年度も4名体制で担当させていただきます。主となる肺がんについては、術前カンファレンスでの呼吸器内科、腫瘍内科との相談により治療方針が決定されます。内科、放射線治療科との連携のもと、進行・再発肺がん症例に対する術前・術後の免疫療法を含めた化学療法、放射線療法も行っています。また、気胸、膿胸、外傷を中心とした救急疾患にも対応しています。ほどんどの症例が低侵襲手術として胸腔鏡手術を施行し、2023年度からロボット支援手術(Da Vinci手術)を導入しています。
主な領域:肺がん、転移性肺腫瘍、気胸、縦隔腫瘍、胸部外傷、膿胸などの外科治療
2024年1月~12月手術件数は186件で例年と概ね変わらない手術件数でした。
疾患別の手術症例数は右表の通りです。
再手術治療が必要な術後合併症は1例で、同側肺手術既往に関連した肺瘻が原因でした。
原発性肺がん 81例 | 肺・胸膜生検 5例 |
気胸・肺嚢胞 20例 | 縦隔リンパ節生検 0例 |
転移性肺腫瘍 18例 | 良性肺腫瘍 11例 |
胸部外傷 21例 | 膿胸 13例 |
縦隔腫瘍 7例 | その他 10例 |