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産婦人科は産科と婦人科、女性ヘルスケア、生殖内分泌の4部門に分けられます。産科に関しては、妊娠33週以降の分娩より対応しており、合併症をお持ちも妊婦さんは関連各科と協力して診療しています。出生前診断として
NIPT、羊水検査を実施し、経産婦に限り希望者に計画無痛分娩を行っています。さらに、救命救急科と放射線診断・放射線治療科の協力を得て、産後危機的出血などの救急搬送にも対応しています。
婦人科悪性腫瘍に関しては、子宮体癌、卵巣癌、腹膜癌などの悪性腫瘍手術、化学療法、放射線療法を取り扱い、日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会へ婦人科腫瘍登録をしています。子宮筋腫、卵巣腫瘍、骨盤臓器脱などの婦人科良性疾患に関しては、腫瘍の大きさや手術歴などを考慮し、腹腔鏡手術、開腹手術、膣式手術を選択しています。2022年から腹腔鏡下子宮全摘出術を開始し、2025年度よりvNOTES も導入予定です。
女性ヘルスケア専門医1名が在籍しております。更年期症状を含むさまざまなヘルスケアに対応いたします。生殖内分泌の特徴である不妊症治療に関しては取り扱っていないため、ご希望の患者さまには近隣の専門施設をご紹介いたします。
〇産科領域(妊娠33週以降の症例が対象となります)
〇産後出血を含む救急疾患
〇婦人科良性疾患
〇婦人科悪性腫瘍(ただしRALSには対応できません)
〇女性ヘルスケア
外来(実数):6,532人【6,280人】(【 】内は2023年度)、初診:608人【559人】
紹介率:69.5%
入院(実数):830人【803人】
分娩数:239件【204件】、うち帝王切開:103件【94件】
計画無痛分娩:16件【13件】
総手術件数:330件【325件】、産科手術:134件、婦人科手術:196件
(主な内訳は悪性腫瘍手術:41件【48件】(子宮体癌27件、卵巣癌13件、外陰癌1件)、開腹手術:102件、腹腔鏡手術:25件、膣式手術:69件)
救急車搬送受け入れ:56件【38件】、うち産褥搬送:14件
当院で出産をご希望の方は「お産について」をご覧ください。