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産婦人科は大きく産科と婦人科に分けることができます。産科に関しては当院にはNICUを併設していない関係で早産には対応できませんが、さまざまな合併症をお持ちの妊婦さんには各科協力のもと診療しています。また救急科と放射線診断・IVR科の協力を得て、産後症例の救急搬送にも積極的に対応しています。
婦人科悪性腫瘍に関してはRALS(膣腔内照射)を必要とする一部の子宮頸がん以外の悪性腫瘍に対応しており、また日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会に婦人科腫瘍登録しています。婦人科良性疾患に関しては、主として卵巣腫瘍に対して腹腔鏡手術を行っておりましたが、2022年から腹腔鏡下子宮全摘出術も開始いたしました。子宮筋腫に対しては子宮動脈塞栓術など低侵襲治療にも取り組んでいます。
産婦人科では切迫早産以外の症例には原則クリニカルパスを使用して、合併症を少なくするよう努力しており、平均在院日数6.0日と短期入院での診療を心がけています。
産科領域(ただし妊娠36週未満症例には対応できません)
産後疾患を含む救急疾患
婦人科良性疾患
婦人科悪性腫瘍(ただしRALSには対応できません。)
外来(実数)5,088人、初診431人、紹介率69.6%、入院(実数)633人
手術276件(主な内訳は悪性腫瘍手術:36件、子宮摘出:35件、腹腔鏡手術:32件、円錐切除術:23件、臓器脱:21件、子宮鏡手術:7件)
分娩113件、帝王切開52件
救急車受け入れ46件、うち産後症例12件