本文
医療の質の指標(Quality Indicator)
「良質な医療」を提供することが病院の責務であり、「医療の質」の根幹をなすものが「安全性」であることは申すまでもありません。そのためには、個々の患者さんの病状に応じて常に最新のエビデンスに基づいた安全かつ適正な医療の提供が必須であり、時々刻々と変化する目標に対応し得る仕組みづくりが求められます。
したがって、自らが行っている医療の適切性を評価し改善していくためのツールとして「医療の質の指標」(Quality Indicator:QI)を定めていく必要があります。「医療の質」は一般的には、(1)構造(Structure)、(2)過程(Process)、(3)結果(Outcome)で評価されています。「構造」とは施設、医療機器、医療スタッフの種類や数などであり、「過程」とは実際に行われた診療行為や看護ケアなど、「結果」とは行った診療や看護ケアの結果としての患者の状態すなわち治療成績を指します。
福山市民病院が志向する今後の方向性への道しるべとするために、上記の観点から様々な国内外のQIを取り入れ、当院としての「医療の質の指標」(QI)を作成しました。他院との比較検討も非常に重要であり、院内のみならず開かれた病院であるために、ホームページに順次公開していくことにしました。
病院全体
死亡統計
医療安全 職員関連
がん治療
手術統計
救急医療
入院合併症
外来入院患者数比率

病床利用率

平均在院日数

疾患別患者数 上位20疾患

病床あたり医師数・看護職員数

地域医療連携課経由転院患者の割合

紹介率・逆紹介率

開放病床の利用率

年度別患者満足度

死亡退院患者率

疾患別死亡率(患者数上位20疾患)

剖検率

入院時褥瘡保有数、褥瘡発生数

転倒転落率

インシデント報告件数・アクシデント率

アルブミン製剤/赤血球濃厚液比率

インフルエンザ予防接種率

健康診断受診率

喫煙率

オープンカンファレンス等参加者数

がん原発部位別発生件数(初発件数)

がん原発部位別発生件数(退院患者数)

がん地域連携クリティカルパス運用件数

緩和ケア病棟退院患者数

年度別診療科別手術総件数(Kコード)

手術室手術件数・全身麻酔件数

術後死亡率

救急車受入件数、応需率(ホットラインを除く)

ホットラインによる受入件数、応需率

救急患者数

急性心筋梗塞受診・再灌流までの時間

入院合併症発生率

入院合併症 男女別発生率

入院合併症 年代別発生率

症状別発生頻度(軽度)

症状別発生頻度(重度)
