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「エビデンスに基づいて質の高い医療を安全に行い、得られた知見を内外に向けて発信すること」を方針として診療に当たっています。
診療体制は臓器別診療体制としており、上部・下部消化管、肝胆膵領域とも消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医、肝胆膵外科学会高度技能指導医・高度技能専門医を配し、「消化器がん診療」、「外科的腹部救急診療」、「腹部一般外科診療」を行っています。また当院は外科学会、消化器外科学会などの専門医制度認定施設であることから、後期臨床研修医と指導医がペアを組み診療に当たっています。
「消化器がん診療」はがん診療ガイドラインに準拠し、外科のみならず、内科、放射線診断・IVR科、放射線治療科、緩和ケア科、病理診断科、腫瘍内科などの専門医が参加する「キャンサーボード」にて治療方針を決定しています。さらに、腹部救急疾患に対しては夜間も1年を通じて「救急対応チーム」を編成しており、地域のニーズに応えることのできる体制を構築しています。
多くの消化器がん、腹部救急疾患の手術治療に当たっては、クリニカルパスを適用し、治療の標準化に取り組んでいます。
当院は早くから腹部外科手術領域に内視鏡手術を導入し、現在、日本内視鏡外科学会技術認定医が4名在籍しており、良性疾患はもちろんのこと、上部・下部消化管がん、肝胆膵がんに対しても適応基準を定め、積極的に鏡視下手術を実施しています。
胃、大腸とも日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)の参加施設であり、最新の情報を入手して日常診療に活かしています。
悪性腫瘍 18例
良性 3例
悪性腫瘍 110例
良性 8例
結腸悪性腫瘍 119例
直腸悪性腫瘍 81例
良性 45例
小腸・虫垂悪性腫瘍 2例
イレウス・ヘルニア・虫垂炎など 130例
緊急手術例 212例
原発性・転移性肝癌 80例
良性 4例
胆管癌・胆嚢癌・乳頭部癌など 13例
良性胆道疾患 胆石胆嚢炎など 186例
膵癌・外傷性膵損傷など
膵切除(胆道疾患と重複あり) 43例
肝胆膵高難度手術 92例