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機器紹介(血管撮影装置)
血管撮影装置を使用する血管造影検査は、カテーテルを用いて造影剤で血管を描出し診断を行います。
経皮的冠動脈インターベンション(PCI)、下肢動脈のインターベンション(EVT)はこの血管撮影装置を使用して行います。ペースメーカー埋め込み術やカテーテルアブレーションもこれらの装置を使用して行います。
最良な診断治療を行うためには高画質な画像が必要となりますが、高画質を追及するとX線量増加により患者・術者の被曝が問題となってきます。
そこで当院では、装置の性能を最大限まで活用し高画質と被曝の低減が両立できるように取り組んでいます。
[Allura Clarity FD10/10:PHILIPS]
2015年導入
[Infinix Celeve-i:TOSHIBA]
2012年導入
2015年10月より既存の血管撮影装置の更新に伴い、PHILIPS社製血管撮影装置「Allura Clarity FD10/10」を導入しました。
新装置「Allura Clarity」の特徴
- 高画質での検査を出来る限り低いX線量で行うことを目標とし、従来装置と比較して約50%の被ばく低減を実現しつつ、従来の高画質を維持した血管撮影装置です。
- 「Stent強調」や「Xper Swing」などの特殊撮影機能が搭載されており、安全な治療をサポートしています。