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小児外科 Pediatric Surgery

記事ID:0001191 更新日:2024年10月4日更新 印刷ページ表示

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診療の特色

小児外科は、新生児から15歳程度までの外科的な治療を行う診療科です。こどもの内科が小児科であるのに対して、こどもの外科が小児外科と言えます。消化器(胃腸や肝臓など)、呼吸器(気管や肺など)、泌尿器(腎臓や膀胱、精巣など)のほか、頸部・胸部・腹部のさまざまな病気が対象です。ただし、心臓血管外科や脳神経外科、整形外科の範囲は対象外です。

よく言われる言葉ですが、こどもは大人のミニチュアではありません。大人と比べて体が小さいだけではなく、解剖・生理の違いに注意した治療が必要です。特に新生児・未熟児への手術は、繊細な手技が必要です。大人と違う病気も多く、大人の外科とは違う手術が必要です。また、こどもの成長や発達にも配慮が必要です。手術の体への負担を小さくすることや、傷跡をできるだけ小さくすることなど心理面の配慮を行っています。

当院は、2020年4月に小児外科が新設され、整備を進めて参りました。手術・治療方法の改良を進め、こどもとご家族に優しい、安全かつ良質な医療を提供してまいります。

対象疾患

新生児から15歳程度まで

主な疾患
頸部:正中頚嚢胞、側頚瘻、梨状窩瘻
胸部:先天性嚢胞性肺疾患(CPAM等)、漏斗胸、横隔膜ヘルニア、先天性食道閉鎖症
腹部:胃食道逆流症、肥厚性幽門狭窄症、先天性腸閉鎖症、壊死性腸炎、腸回転異常症、急性虫垂炎、ヒルシュスプルング病、鎖肛(直腸肛門奇形)、胆道閉鎖症、先天性胆道拡張症、臍ヘルニア、臍帯ヘルニア、鼠径ヘルニア、陰嚢・精索水瘤、Nuck水瘤、腸重積、臍腸管遺残、慢性便秘、肛門周囲膿瘍
泌尿器:水腎症、膀胱尿管逆流症、尿道下裂、停留精巣、精巣捻転、包茎
卵巣:卵巣嚢胞
腫瘍:奇形腫(仙尾部、卵巣、精巣等)
他:外傷、リンパ管奇形(リンパ管腫)、重症心身障がい児に対する嚥下障害

診療実績

診療実績


診療受付時間
8時30分から11時30分
患者さん及びご家族の皆さまへのお願い
※当院は原則予約制です。初診はかかりつけ医で予約を取り、紹介状をお持ちください。
外来診療日
月曜日から金曜日
祝日・年末年始を除く