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本年度は3名体制で担当させていただきます。
主となる肺がんについては、術前カンファレンスでの呼吸器内科、腫瘍内科との相談により治療方針が決定されます。内科、放射線治療科との連携のもと、進行・再発肺がん症例に対する化学療法、放射線療法も行っています。また、気胸、膿胸を中心とした救急疾患にも対応しています。
ほとんどの手術を胸腔鏡で対応しており、肺がん症例についても積極的に低侵襲での胸腔鏡手術を施行しています。
主な領域:肺がん、転移性肺腫瘍、気胸、縦隔腫瘍、胸部外傷、膿胸などの外科治療
2021年1月~12月手術件数は175件でした。昨年に比べ6例の増加で同様の実績でした。
疾患別の手術症例数は表のとおりです。
原発性肺がん/葉切除の術後入院日数は平均値11.4日、中央値10日でした。
積極的な追加治療が必要な周術期合併症は3例で、喫煙、男性、肺気腫に関連したものでした。
再手術症例は術後肺瘻の2例、術後死亡例、周術期輸血例もありませんでした。
原発性肺がん102例 | 肺・胸膜生検4例 |
気胸・肺嚢胞10例 | 縦隔リンパ節生検0例 |
転移性肺腫瘍7例 | 良性肺腫瘍7例 |
胸部外傷13例 | 膿胸14例 |
縦隔腫瘍10例 | その他2例 |