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腎がん(泌尿器科)

記事ID:0000822 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

当院で取り組んでいる腎がん治療

●はじめに

腎臓にできる「がん」には、大きく分けて

・腎細胞がん

・腎盂がん

があります。

以下では、腎がんに関して説明します。

 

●発見の契機

多くの場合無症状で、検診での腹部超音波検査や、他疾患の精査中に偶然指摘されます(図1参照)。症状があって発見された場合は、浸潤や転移をしている可能性が高くなります。

発見の契機

図1 2018年 腎がん疑い患者さんの紹介契機

●診断

通常、腎がんは造影CTで診断を行います。

腎機能が悪い場合や、造影CTだけでは診断ができない場合は、造影MRIを行うことがあります。

CT画像でリンパ節や他の臓器への転移がないかどうかを確認し、病期(ステージ)を

診断します。

 

●治療

病期が判明したら治療方法を決定します。

病期が同じでも、患者さんの年齢・体調などによって方針は異なります。

 

腎がんの治療方法は手術治療、薬物治療、放射線治療、凍結治療などがありますが、当院では手術治療、薬物治療を主に行っています。

転移したがんが原因で痛みを生じている場合は、放射線治療を行うこともあります。

凍結治療を希望される患者さんには岡山大学病院を紹介しています。

 

主治医から、最良と考えられる治療法を提案します。

他院での意見を聞きたい方はセカンドオピニオン外来への紹介も行っています。

 

●手術治療

・4cm以下の腎がんに対しては、小切開法やロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術を行っています。

ロボット支援腎部分切除は、診療報酬改定により2016年4月から保険適用となった術式です。当院では2016年より開始し2020年12月までに、68名の患者さんがこの術式で腎部分切除術を受けられました。

※腎部分切除術は術中の所見により、全摘出になる可能性もあります。

・その他の切除可能な腎がんに対しては、腫瘍の性状に合わせて通常開腹・小切開法手術・腹腔鏡下手術も行っています。

 

●薬物治療

根治切除不能(腫瘍が大きい・他臓器に浸潤しているなど)または転移性腎細胞がん(他臓器に転移を来している腎がん)に対しては、患者さんの状態に応じて分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬を使用し治療を行っています。

日々新規治療薬が開発されているので、主治医からその都度使用可能な薬剤を提示させていただきます。

 

●痛みの治療

腎がんによる痛みに対しては、

  • 消炎鎮痛剤
  • 医療用麻薬
  • 放射線治療

などを用いて症状の緩和に努めています。

 

★病状や腫瘍の性質は患者さんそれぞれで異なるため、具体的な治療方法に関しては主治医へ遠慮なくご相談ください。


診療受付時間
8時30分から11時30分
患者さん及びご家族の皆さまへのお願い
※当院は原則予約制です。初診はかかりつけ医で予約を取り、紹介状をお持ちください。
外来診療日
月曜日から金曜日
祝日・年末年始を除く