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管理者室より 2026年度
No237 あれやこれやの三か月、そして4月
早いものでもう4月になりました。時は同じ速さで流れているはずですが、昔から「一月は往(い)ぬる、二月は逃げる、三月は去る」と言われ、そのことは若い頃から実感はしているものの、最近はさらに速くなったように感じています。正月明けの「時の流れ」のこの慣用句、私は昔の人たちが年はじめにあれこれ目標をたててみても、さまざまな行事も多く、なかなか手につかないまま年初の三月(みつき)が過ぎてしまう様をこのように言ったのだろうと思っています。
さて、私の年明け三か月、事件がいろいろありました。年始めの互礼会の後、同じ互礼会に出席した病院仲間と会食をしましたが、その帰り、何かに引っ掛かった記憶もないまま、左足でケンケンしながら前のめりに倒れてしまいました。右足を出せば倒れなかったと思いますが、その右足が出ませんでした。不思議な経験をしました。こんな1月、1月はそこそこ忙しく、あっという間に往んでしまいました。2月は4月採用予定の医師面接が数多くあり、また診療報酬改定に関する各種のwebセミナーには可能な限り参加もし、尊敬する先輩の傘寿のお祝いもあったりして、忙しくも楽しい月でしたが、昨年、No224「大丈夫か、この外科医」で書いた高校の同窓会に出席した帰りの新幹線、岡山駅を乗り越してしまいました。車掌さんが新倉敷駅を過ぎたあたりで肩を叩いて起こしてくれ、どうにか広島で上りの「みずほ」に乗り換え無事に帰宅できましたが、この話を家内に話すと、「岡山駅の手前で起こしてくれたらよかったのにね」と、家内らしい返事がありました。また、2月下旬から3月初めにかけ軽い発熱、せきが続き、インフル、コロナの検査は陰性であったものの、またまた「えへん虫」が喉元辺りに住みつき、4月近くまで私の集中力を低下させています。それに加え、3月には屋内で2回もこけてしまいました。近くに家内がいましたが、今回は家具類を壊すことがなかったので、さすがに私を心配してくれましたが、根拠なく呑みすぎが原因と決めつけ、「呑みすぎないで下さい」と指導を受けました。この年初め三か月の締めですが、ずっと以前から抜歯を薦められていた歯を2本抜きました。いつまで元気か分からないので先延ばしにしていましたが、痛みが強くなったので年貢を納めました。こんな感じで私自身にはいろいろあった三か月ですが、病院の方は、病床利用率や患者さんの一人当たり入院単価が前年の数値を上回るようになってきました。そして4月、新しい年度を迎え、病院には89名が新しく入職しました。それぞれの部署で研修・研鑽を続け、やがて大きな戦力に成長してくれると信じています。病院の体制も変わっています。私と前任地の時代から肝胆膵チームとして一緒に働いていたU先生が新しく院長に、大学外科に入局し最初に赴任した病院で私のもとで研修を行っていたI先生と、私がこの病院に還ってきたとき外科病棟の師長であったU看護部長が副院長に就任しました。新しい風を起こしてくれると期待しています。

福山市病院事業管理者 高倉範尚