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免疫学的検査

記事ID:0000317 更新日:2021年1月4日更新 印刷ページ表示

「ホルモン」「腫瘍マーカー」「感染症関連」「血中薬物濃度」等の検査をしています
院内で検査している項目は以下の通りです

ホルモン検査

ホルモンとは、体内の代謝や温度調節等、必要に応じて、体内の状態をコントロールするものです。

  • 甲状腺ホルモン TSH(甲状腺刺激ホルモン)、FT3(遊離トリヨードサイロニン)、FT4(遊離サイロキシン)
  • 膵臓ホルモン インスリン
  • 性腺刺激ホルモン β-HCG

腫瘍マーカー

体内にがんができると、特異的に上昇してくる物質を、腫瘍マーカーといいます。
しかし、良性疾患やがん以外でも高値になる場合があり、結果の解釈には注意が必要です。
腫瘍マーカーは、がんの診断補助・進行度の推定・治療評価などに用いられます。
また、腫瘍マーカーには、ある程度の臓器特異性があります。

  • CEA 大腸がん・肺がん・乳がん
  • AFP、PIVKA-2 肝臓がん
  • CA19-9 膵臓がん
  • CA125 卵巣がん
  • CA15-3 乳がん
  • PSA 前立腺がん
  • SCC、CYFRA 肺がん

感染症検査

ウイルスに感染した場合、病期・病態に応じて血中に上昇してくる物質があります。
それらを測定することによって、病期・病態の把握、治療方針の決定、治療効果の判定などに役立てます。

  • C型肝炎関連検査 HCV抗体、HCVコア抗原
  • B型肝炎関連検査 HBs抗原(定量)、HBc抗体、HBs抗体、HBe抗原、HBe抗体
  • HIV感染関連検査 HIV-Ag/Ab
  • 梅毒関連検査 TP抗体

血中薬物濃度・その他

血中の薬物濃度を測定して、治療の有効濃度域にあるかどうかを調べます。

  • ジゴキシン 強心剤
  • バルプロ酸 抗痙攣薬(てんかんの薬)
  • フェニトイン 抗痙攣薬(てんかんの薬)
  • テオフィリン 気管支拡張剤(喘息の薬)
  • バンコマイシン 抗生物質
  • カルバマゼピン 抗痙攣薬(てんかんの薬)

その他

  • 貧血検査 フェリチン
  • 甲状腺関連検査 TRAb、抗TPO抗体、抗Tg抗体、サイログロブリン

診療受付時間
8時30分から11時30分
患者さん及びご家族の皆さまへのお願い
※当院は原則予約制です。初診はかかりつけ医で予約を取り、紹介状をお持ちください。
外来診療日
月曜日から金曜日
祝日・年末年始を除く