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研修医日記バックナンバー(2021年度)

記事ID:0002976 更新日:2022年6月6日更新 印刷ページ表示

No.93 「研修医日記」

初期研修医の宮本奈実と申します。毎日指導医やスタッフの方々に優しく熱心にご指導をいただき、気づけば初期研修の半分が終わりました。この4月からは後輩ができ、大変身の引き締まる思いです。去年の自分を思い出しながら、困ったときにはいつでも相談されるような先輩になりたいと思っています。
さて、同期がキャンプ、エレクトーン、料理、読書、旅行などさまざまな趣味を持つなか、私にはこれといった趣味がありません。強いて言うなら、最近再び始めたランニングでしょうか。私は、大学時代は陸上部で長距離をしておりました。中学・高校時代はソフトテニスをしていたのですが、大学から何か新しいスポーツを始めたいと思い、高校の体育の授業で持久走がわりと好きだったことから、大学からは長距離を始めました。スピードがないため大会成績は全くなのですが、長く走ることは好きで大学4年の頃にハーフマラソンに出ました。沿道の方々に応援してもらいながら景色の良いコースを走る楽しさや走りきった後の爽快感に取り憑かれ、大学5年ではフルマラソンに出場しました。42.195kmを走りきった達成感は格別でした。研修医となってからは体力面で余裕がなくお休みしておりましたが、最近少し暖かくなってきたこともあり、再びランニングを始めました。無心になることができ、良い気分転換となるランニングはこれからも続けていきたいと思っております。
初期研修残り一年間もご迷惑をおかけすることが多々あるかと思いますが、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

松江城マラソンの写真

初期臨床研修医
宮本 奈実

No.92 「研修医日記」

初めまして。研修医1年目の藤井貴昭と言います。広島県広島市出身で、高校は修道高校、大学は愛知医科大学です。中学から大学まで野球部に所属していました。同期にもう1人藤井(広)先生がいるためよく間違えられるのですが、覚えていただけたら幸いです。早いもので福山市民病院で研修をさせていただいてもうすぐ1年が経とうとしています。4月に入職し初めてで何も分からない自分に丁寧にご指導していただいた上級医の先生方や看護師さん、スタッフの方々には感謝しかありません。少しずつではありますが日々成長を感じている研修生活になっています。
3月は救急科を回らせていただいております。この病院の特徴とも言える救急科研修です。ご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。
さて、私事ですがこの1年を振り返ると、とても趣味が増えた1年だったと思います。ゴルフ、キャンプ、スノボ、筋トレ、ドライブなど学生のときからやっていたものもありますが確実に頻度が増えました(筋トレは最近ずっとサボっておりますが笑)。学生の頃は飲み会ばかり(コロナ前)で趣味はほとんどありませんでしたが、コロナ禍もあり、趣味を増やしたいと思い、始めたものもあります。
コロナが落ち着いていた時期もあったためキャンプやゴルフなど同期と行くこともできました。来年入られる1年目の先生方とも機会があれば行けたらと思っています。
良い同期、先輩方に恵まれ良い1年間を過ごさせていただけて感謝しております。このまま2年目も頑張っていきたいと思います。何枚か趣味の写真を載せておきます。拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございました。

キャンプゴルフ

初期臨床研修医 藤井 貴昭

No.91 「研修医日記」

初めまして。初期臨床研修医1年目の早間洋平です。出身は福山市、出身高校は広島大学附属福山高校で岡山大学を卒業して、今年度ここ福山市民病院で医師としてのスタートを切りました。地元福山での新生活で高校時代の友人と会う機会などが増え、慣れ親しんだ土地に帰ってきたんだと実感しています。時間が経つのは早いもので、つい先日働き始めたと思っていたのですが、日々の診療に関わり勉強させていただいていると、いつの間にか今年度も残り少しとなっていました。医師国家試験の時期ですので、受験される方々は不安な気持ちが募るばかりだと思いますが、皆さんが合格されることを祈っています。ちなみに僕は国家試験のストレスで体重がかなり増えました。今年は働きながら食事を見直したりして10kg程度減量できたので体型維持に努めたいと思っています。

さて、当院の研修ですが、個人的に福山市民病院を研修病院に選んで良かったと思う点を挙げますと、

  • どの診療科の先生方も熱心に根気強く指導してくださる点。
  • 研修医に手技等の機会を与えることに積極的な点。(もちろん安全に行える様に指導の元)
  • 先生方、初期臨床研修医2年目の先輩方、同期に相談しやすい雰囲気がある点。

これらが安心して研修できる環境に寄与しているように思います。当直などで顕著ですが、やはり自分が考えていることが合っているか、過不足はないか等、不安なことが毎日のように現れてきます。そんなときに相談できたり、思考→行動のプロセスを指導いただける環境があるのは不安払拭のためにも自分の成長のためにも重要なことだと思います。この環境をフルに活用してあと1年ともう少しの研修でスキルをどんどん身につけていきたいと思います。この日記を読んで興味を持たれた学生さんがいらっしゃれば、遠慮なくお問い合わせください。現在は新型コロナウイルス感染症の影響で直接の見学等は難しいですが、オンラインであったり、感染状況が落ち着いた際の見学であったりとお話できる機会はあると思います。
私生活はというと学生時代からの趣味のキャンプとゲームを続けて楽しんでいます。キャンプに関しては同期でもやっている人が多く、共通の趣味で話ができてよく盛り上がります。冬は防寒対策がかなり必要なので僕の中ではオフシーズンということにしており、春になって感染状況が落ち着いていればまた同期と行きたいと思います。キャンプ飯や星空を眺めながら飲むコーヒーなど非日常感が魅力で、案外カジュアルに始めることができ、ご家族でのアウトドアにおすすめです。詳細は市川先生が以前の研修医日記で語ってくれているのでそちらもぜひ閲覧いただければと思います。
もうひとつの趣味のゲームですが、もしかするとあまりいいイメージを持たれていない方もいらっしゃるかもしれません。しかし実は奥が深く、ゲームの世界にも競技として成り立っているものがあります。eスポーツといわれるもので、eスポーツの日本の市場規模は2020年66.8億円、2026年には500億円にもなると言われている急成長中の分野です。中身はというとお互いの操作技術や反射神経であったり、チームの連携・戦術などがぶつかり合ったりと、本物のスポーツさながらで観戦するのも非常に面白いのです。一般のスポーツと同様にプロチームなどが存在しており、僕も好きな選手やチームがあります。もちろん自分でプレイするのも好きで、練習して技術が向上したり、必要な知識を勉強してプレイに活きるのが実感できると非常に楽しいです。このプロセスはスポーツであったり、医師の技術の習得に通ずるものがあると個人的には思っています。興味のある方はコロナ禍のおうち時間のおともにeスポーツ観戦やゲームはいかがでしょうか。
最後にキャンプの際の焚火の写真と僕のゲーム部屋の写真を添付します。拙い文章でしたが、閲覧いただきありがとうございました。これからも日々研鑽し、元気よく研修生活を過ごしていきたいと思いますので、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

キャンプファイヤー

ゲーム

初期臨床研修医 早間 洋平

No.90 「研修医日記」

初期研修医1年目の中村祐太と申します。出身は福山市で、高校は広大附属福山高校、大学は愛媛大学です。部活は大学まで陸上部に所属し、短距離、特に200m、400mが専門で自己ベストは21秒92、49秒71です。私の1学年上の他大学の先輩で、医学生かつ東京オリンピックの陸上4×400mリレー補欠選手がおられ、西医体(西日本の大学の医学科生が参加する大会です)では毎年一緒に走るたびに力の差を見せつけられていましたが、今となっては貴重な思い出です。もし400m経験者の方がおられたら、その泣きたくなるようなしんどさについて語り合いたいので、話しかけてくださったら嬉しいです(笑)。
さて早いもので研修開始から8か月が経ちました。初期研修はローテーション制で、1か月ごとに次の診療科に移ることが多く、毎月、特に慣れるまでの数週間、指導医の先生方や看護師の方々などに多々ご迷惑を多々おかけしていますが、いつも優しく丁寧にご指導いただき大変感謝しております。また、同期も全員良い人ばかりで、日々とても楽しく過ごしています。この日記を読んでくださっている学生さん、状況が状況なために大変かもしれませんが、雰囲気も良く、研修内容も充実している当院にぜひ一度見学にいらしてください。先日マッチングの結果発表があり、今年もフルマッチとのことで大変うれしく思うと同時に、数か月後には2年目として11人の先生方を迎えると考えると、身の引き締まる思いです。いつもテキパキと仕事をこなされている今の2年目の研修医の先生のようになれるよう頑張ります。
少し話は変わり私事となりますが、趣味の話をさせてください。皆さん、エレクトーンという楽器はご存知でしょうか。私が小さい頃から続けている電子楽器なのですが、最近少しずつ知名度が上がってきているようでうれしく思っています。簡潔にどのような楽器かというと、写真を見ていただきたいのですが、上鍵盤、下鍵盤、足鍵盤の3つの鍵盤で構成されており、例外はありますが主にそれぞれ右手(主旋律)、左手(和音)、左足(ベース)で演奏するのが典型です。右足はどうしているのかというと、中央やや右寄りに2つのペダルがあり、そこに右足を置いて、音量の強弱をつけたり、音に効果をつけたり、いろいろとやっています。

エレクトーンの写真エレクトーン 足鍵盤の写真
(写真左:エレクトーン 写真右:足鍵盤…左足のつま先やかかとで踏んで演奏します)

エレクトーンの魅力はたくさんありますが、いくつか挙げると、まずギター、ストリングスなどのメジャーな楽器から、中国の古筝(こそう)などなかなか見かけない楽器まで、ありとあらゆる楽器の音を奏でることができます。また一つの鍵盤に複数の楽器の音を重ねられるので、一人オーケストラも可能です。楽譜もクラシック、J-POP含めあらゆるジャンルのものが販売されており、楽譜と一緒にデータを購入することで、自分で音やリズムを設定しなくてもすぐに演奏することができます。

エレクトーン写真2エレクトーン写真3
(さまざまな楽器の音を出すことができ、さまざまなジャンルの曲を演奏できます)

なかなか言葉では伝わらない部分もあるので、ぜひ一度Youtubeなどで演奏動画を検索してみてください。なにか楽器を始めようと思われている方、お子さんの習い事で迷っておられる方など、おすすめなのでぜひ検討してみてください。エレクトーンのことでなにか分からないことがあれば、研修医 中村までお願いします。
以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

初期臨床研修医 中村 祐太

No.89 「研修医日記」

はじめまして、初期研修医1年目の桑田起雄と申します。よく名前が読めないと言われますが、“くわだたつお”と読みます。苗字は“くわた”なのか“くわだ”なのかよく聞かれますし、下の名前は読み方が難しいのか今まで初見で当てられたことが1度もありません。出身は福山で、小学校6年生から大学まで100ⅿを専門に陸上競技をしていました。自己ベストは10.77ですが、今はもちろん走れません。私がこの日記を書いている時期はちょうどマッチング結果発表(どの病院で勤務するのか決まります)の時期で、去年の今頃はというと医師国家試験の勉強をしながらちゃんと第一希望の当院にマッチするかドキドキしながら過ごしていました。発表当日は勉強が手につかなかったことを思い出します。当院にマッチした学生のみなさんは来年からよろしくお願いします。国家試験の勉強頑張ってください!
さて、つい先日始まったと思っていた当院での研修もあっという間に半年が経ちました。病棟での業務など比較的慣れてきたこともあれば、いまだに当直は慣れずPHSが鳴るとかなり緊張してしまいます。少しずつですができることが増えていく一方で、圧倒的な知識・経験の不足を痛感する日々が続いています。各診療科の先生方、看護師や薬剤師をはじめとした医療スタッフの方々にはこの半年間ご迷惑をおかけすることも多々あったかと思いますが、初歩的なことでも日々優しく丁寧に指導していただき、とても充実した研修生活を送ることができています。ありがとうございます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
以前浅原先生が研修医日記で自炊するときのポイントとして簡単に作れる料理や時短アイテムを紹介していたので、今回は逆に料理にひと手間加えることについて書こうと思います。私のひと手間加えるというのは、手の込んだ料理を作ったり普段作らないものを作ったりすることではありません。普段食べているものにひと手間加えていつもよりちょっとだけおいしくすることです。私はほぼ毎日味噌汁を食べるのですが、時間のある時は出汁をとって作っています。鰹節と昆布でちゃんと出汁をとることもあれば、あご出汁などは出汁パックでとることもあります。ほかにもいりこ出汁や干し椎茸の戻し汁などその日の気分や家にあるもので変えています。普段の味噌汁は具材をいれて味噌を溶かして完成なのですが、出汁をとるだけで味が全然違います。また出汁は煮物・炊き込みご飯など他の料理にも使えて便利です。そうは言っても面倒なのでたまにしかしませんが、いつものご飯が少しおいしくなっておすすめです。具材を変えてみるのもいいかもしれません。
ひと手間加えることは味以外にもできます。例えば飾り切りです。同じ味だとしても、目で見ておいしそうな方が食欲湧きませんか?元々飲食店でアルバイトをしていた時に見様見真似で始めたのですが、うまくできると思いのほか楽しく今でも気が向いたらたまにしています。きゅうりやトマトなど野菜類から、果物、椎茸など飾り切りにできるものは色々あります。たまにする程度なので上手くはないですが、写真を載せておきます。ちょっとしたことですが、ぱっと見たときおいしそうに見えるので個人的には好きな手間のかけ方です。
飾り切りの写真
今はコロナ禍でなかなか遠出しておいしいものを食べるのが難しいご時世でもあるので、こんな形で家でのご飯を楽しむのもいいのではないでしょうか。ちょうど季節は秋で、色々なものがおいしくなってくる時期でもあります。私は、今年に入ってからあまり運動しなくなってしまったので、食べ過ぎて体重が増えすぎないように気をつけていきたいと思います。拙い文章をここまで読んでいただき、ありがとうございました。

初期臨床研修医 桑田 起雄

No.88 「研修医日記」

初期臨床研修医1年目の河内直揮です。和歌山県出身で、大学では6年間愛媛にいました。
元々広島県にはあまり縁がなかったのですが、学生時代に福山市民病院を見学する機会があり現在に至っております。見学した際、先生方に丁寧にご指導いただき、この病院で働きたいなと思ったのを今でも覚えています。研修を始めて半年間、あっという間に過ぎ去ったと感じています。この半年間を振り返り1番思うところは、同期に恵まれていたということです。働き始めて最初の数か月はやはり、不安なことも多かったのですが、いつでも相談に乗ってくれ、たわいもないことで笑いあえる同期がいたことは、研修をしていく上で大きな支えとなっています。
最近は休日の過ごし方の一つとして、読書を取り入れることにしています。ふらっと本屋に立ち寄り、なんとなく読みたいなと思った本を手に取り読んでみます。今まであまり勉強以外では本に触れずに生活してきたので、どこか新鮮な気持ちで不思議と充実感が得られます。内容はなるべく実生活に役立つものを選ぶようにしています。新型コロナウイルスが流行している現在だからこその、休日の過ごし方なのかなとも思っています。皆さんも外出自粛で暇な日はぜひ試してください。特に私のようにこれまで本なんて読んでこなかった、という人にオススメです。
最後に6年間大学生活を過ごした愛媛県のお勧めの観光スポットについて紹介します。
6年間過ごして特にオススメの場所なので愛媛に行かれる際にはぜひ立ち寄ってみてください。

 
道後温泉の写真
道後温泉
石鎚山の写真
石鎚山
四国カルストの写真
四国カルスト
海の見えるカフェの写真
海の見えるカフェ
ラーメンの写真
ラーメン

せっかくなので少しマニアックなものも入れてみました。

初期臨床研修医 河内 直揮

No.87 「研修医日記」

はじめまして。初期研修医1年目の市川天彦(たかひこ)と申します。
現在は呼吸器内科を回らせていただいており、今までに胆膵内科、腎臓内科、脳神経内科、外科で研修させていただきました。福山は、縁もゆかりもない土地でありまして、最初はうまくやっていけるか少し心配していたのですが、親切な上級医の方々と仲の良い同期のおかげで毎日楽しく研修生活を送らせていただいております。また、医師だけでなく看護師や薬剤師、検査技師、放射線技師の方々などコメディカルの皆さんもとても親切で、病棟業務や救急外来などでとてもお世話になっております。
早いもので入職してから5か月ほど経っているにもかかわらず、いまだに先生と呼ばれると違和感を感じてしまう自分ですが、医師であることを一番実感できるのが救急外来です。当院の救急外来は内科の症例に対するファーストタッチを初期研修医が行っております。もちろん、内科の上級医の先生から指導があるのですが、基本の診察、採血、検査のオーダー、ときには患者さんへの説明も行うことがあります。診察を終えた後に患者さんが納得して帰られたり、お礼を言われたりすると医師になってよかったと実感します。これからも、より良い診察ができるようになるために努力していきたいと思っております。
私事ですが、趣味としてキャンプを始めました。現在は大人数でキャンプをすることも難しいので、先日の夏休みにソロキャンプに行ってきました。少しその話をしようと思います。私は寝ることが好きなのですが、せっかくキャンプをするならハンモックで一夜を明かしたいと思い、木につるして寝ようと考えていました。しかし、初めてだったのでなかなかうまくいかず、結局2時間もハンモック設営にかかってしまいました…。設営は少し手間取ってしまいましたが、焚火と料理はうまくいき、とても満足のいく結果となり、今年中にあと何回か行きたいなと思っております。キャンプ道具に対する物欲も止まらなくなってしまい、いわゆる「キャンプ沼」にはまってしまいそうです。もう少し、感染状況が収まってきたら同期とも一緒に行ってみたいなと考えています。

キャンプの写真1
キャンプ料理の写真1キャンプ料理の写真2キャンプ料理の写真3


最後になりますが、親切な上級医やコメディカルの方々のおかげでのびのびと研修をさせていただき、福山市民病院で働かさせていただいていることをとてもありがたく思っています。これからもご迷惑などかけることもあると思いますがご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
つたない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

初期臨床研修医 市川 天彦

No.86 「研修生活」

初めまして。初期臨床研修医の荒川愛奈と申します。研修が始まり早くも3か月が経過しました。今までに循環器内科、肝臓内科、消化管内科を回らせていただき、現在呼吸器内科で研修させていただいています。指導医、上級医の先生方がとても優しく、分からないことをなんでも丁寧に教えてくださいます。医師だけではなく、看護師さん、技師さん、薬剤師さんなど、さまざまな分野の専門家にもご指導いただいております。まだまだ慣れていなくて色々な方に迷惑をかけてしまいますが、優しく見守られている中、日々成長していることを実感し、恵まれている環境で充実した研修生活を送っております。先生方、他のスタッフの皆さまに心から感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。

私たちはコロナ禍の収束が見えない中で初期研修を始めたのですが、ガウンの着脱方法やN95、フェイスシールドなどによる感染対策、発熱患者の対応など、研修が始まってすぐに講習を受けて、自分の安全を守ることを教わりました。決められたことさえ守れば大丈夫という安心感があるので、コロナ禍の中でも落ち着いて研修生活を送っています。

オフの時間の過ごし方に関しては、旅行が好きですが、県外に行けないので、3密に気を付けながら近くにちょっとしたお出かけを楽しんでいます。最近行ったのは仙酔島、大久野島です。仙酔島へは当院から30分で行けます。例年5月頃に鯛網というイベントがありますが、ここ2年間は中止となっているようです。来年再開するといいなと期待しています。仙酔島にある休暇村の兜煮料理はとても美味しいので、それだけでも何回か食べに行きました。海を眺めながら兜煮をゆっくりと味わい、懐かしい鯛網の風景を思い出すのも贅沢なひと時です。大久野島までは1時間40分くらいかかります。うさぎ島とも呼ばれ、名前の通りうさぎがたくさんいます。スーパーでキャベツや人参を買って、小さく刻んでから持っていき、餌やりをします。うさぎも人間みたいに、性格の違いがあって面白いです。いじめっ子もいじめられっ子もいます。意欲的な子もいればのんびりした子もいます。いつも弱いものを庇ってあげたい気持ちで餌やりをしていますが、とても癒されます。

仙酔島大久野島 うさぎ1大久野島 うさぎ2

オンもオフも充実した日々を送っており、福山市民病院で研修できて本当に良かったと思います。9月、10月から始まる外科の研修も楽しみにしています。これからもご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします!

初期臨床研修医 荒川 愛奈

No.85 「研修医日記」

研修医1年目の浅原啓介です。岡山県倉敷市出身で児島という海の近くで育ちました。趣味は料理です。恥ずかしながら大学3年の頃に虫歯で痛い目を見たことがきっかけで、そこから自炊を心掛けるようにしています。新型コロナウイルスの影響で自炊する方も増えていると思いますが、自炊を続けるのはなかなか難しいのではないでしょうか。自炊を継続するために私が心掛けているポイントを3つほど皆さんにご紹介します。

①簡単に作れる料理にすること

自炊がなかなかできない方は簡単なものから始めるのがいいと思います。冬場は鍋がおすすめで、好きな食材を入れるだけで簡単に美味しく作れます。私のお気に入りの味は赤から鍋です。グラタンも、フライパン1つで作る方法もあります。インターネットで「簡単 〇〇」で検索してみてください。また「つくれぽ1000 〇〇」と検索すると人気メニューが出てきますので、その中からメニューを選択するのも迷いがちな方にはおすすめです。

②作り置きをすること

毎日買い物に行き、毎日作ることもできますが、忙しい環境では作り置きが有効です。時間がある時に1度にたくさんの量を作っておいて冷蔵庫や冷凍庫に保存しておきます。ご飯も多めに炊いてラップで包んで小分けにして冷蔵しています。使うときにはレンジで温めるだけです。毎日作るのがしんどい人は作り置きをして料理する回数を減らすことで負担を軽減できます。

③時短アイテムを導入すること

自分が愛用している調理時間を時短できるおすすめアイテムを2つ紹介します。1つ目は、「レンジでパスタ」です。これは本当に画期的でした。パスタを作る際にはパスタを茹でる鍋とソースを作るフライパンが本来は必要ですが、これを使うとパスタをレンジだけで作ることができます。洗い物も減るし、捨てる水も少ないので経済的にもいいです。他に愛用している商品は「ぶんぶんチョッパー」です。これはみじん切りをしてくれるアイテムです。包丁を使ったみじん切りはかなり時間がかかりますが、あっという間に終わらせてくれます。ハンバーグや餃子などみじん切りが必要な料理で愛用しています。高い商品ではないので、是非皆さん使ってみてください。

学生の頃と比べて忙しく働いておりますが、自分の健康のためにも自炊という趣味を続けたいと思います。今後は、昼の弁当作りにも挑戦したいと思います。同期にも昼ごはんを作ってくる料理男子がいるのですが、負けじと頑張ろうと思っています。

さて、研修についてです。 4月は呼吸器内科、5月6月は外科をローテートさせていただきました。まだ3か月ですが当院で研修してよかったと感じていることは、研修日と青島・太田塾です。研修日には、さまざまな診療科のスタッフの方からミニレクチャーを受け、青島・太田塾では抗菌薬や頻用薬の講義を受けました。業務内で研修医が勉強できる時間を与えてもらえるので非常に感謝しています。内容も研修医向けになっており、受けるたびにスキルアップにつながっています。2021年6月末現在、緊急事態宣言も明け、当院に学生さんが見学に来てくれるようになりました。昨年から新型コロナウイルスの影響で、病院選びもままならない状況に大変苦労していると思いますが、お会いしてたくさんお話しできるのを楽しみにしております。

 

初期臨床研修医 浅原 啓介


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